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「我が家の地震・津波対策」減災について


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こんにちは

住宅部門です。

本日は、減災についてお話します。

ちょっと長くなりそうでうが・・・。

 

減災(げんさい)とは・・・

災害時に発生し得る被害を最小化するためのダメージコントロール。

防災が被害を出さない取り組みであるのに対して、減災はあらかじめ被害の発生を想定した上で

その被害を低減させていく取り組み。(ウィキペディアより)

 

昨春から、阿部晋三首相が座長の中央防災会議において、

「南海トラフ大地震対策検討」が行われていることは皆さんご存知だと思います。

3月に開かれた「第35回 南海トラフ巨大地震モデル検討会」では、

「東日本大震災と同じクラスのマグニチュード9規模の巨大地震が発生する可能性がある」

との結論に達し、

徳島県内の自治体や民間企業でも、地震・津波対策が早急に進められてるといったニュースを

頻繁に聞くようになりました。

 

笹子トンネル崩落事故の記憶もあり、

老朽化が進んでいる日本国内のインフラの耐震化が気になるところですが、

皆さんの家族が暮らしている「我が家」の耐震化はどうでしょうか?

我が家は自治体の耐震診断を受けたけど・・・その後の予算がなくて・・・。

耐震化は未だ手付かずですね・・・。の方が大半ではないでしょうか。

 

現実に、太平洋沿岸にて最悪クラスの揺れと津波に襲われた場合、

上水道は3440万人、下水道は3210万人が断水によって使用不可能。

停電は2710万件。

地震発生から1習慣で、食料が9600万食、飲料水が1億4500万リットル不足。

500万人が避難所で暮らす事になると想定されたそうです。

そして、震災で生じる廃棄物は東日本大震災の約12倍にあたる2億5千万トンに・・・。

国の防災戦略は既に動きだしていますが、現実的に考えても

国家のGDPの4割を超える被害規模に予算をつぎ込むには限界があります。

 

しかし、こんな途方もない数字の大災害に対してでも、

私達が出来ることがあります。

私たち一人一人が自ら行う

我が家の減災」です。

 

備蓄、家具の固定、建物の耐震化、非難経路の確認、防災訓練等。

私たちの小さな準備が「減災」につながると考えれば、

これから我々が体験するであろう未曾有の大災害対策に

希望の光を感じられます。

また、これから新築やマンション購入を考えているならば

立地の安全や防災設備の確認も重要です。

 

まだまだ、私達が気づいていない減災方法はたくさんあります。

避けては通れない「我が家の課題」に対して

ひとつひとつ私たちと一緒に問題を解決して行きませんか。

 

我が家の地震・津波対策に疑問や質問、ご興味がございましたら

是非、井上建設 住宅部門までお問い合わせ下さい。